(1)そもそも周波数って何?
波や振動が単位時間当たり何回繰り返されるかを表す数値。
一秒当たりの波や振動の繰り返しの数を表す単位Hz(ヘルツ)。
(2)音声周波数って何?
音は振動。空気が振動して耳に伝わってくる。
100Hz(ヘルツ)はモノが1秒間に100回振動して音が出てる状態。
数値が大きいほど高い音、小さいほど低い音。
人の耳は20Hz〜20,000Hzくらいの範囲の音が聞ける。20,000Hzより高い音は超音波
フリーソフトのご紹介
「WaveGene」テスト信号発生ソフト
http://www.ne.jp/asahi/fa/efu/soft/wg/wg.html
(3)音階と周波数
A4(ラ)の音が440Hzと決められている。A3(1つ下のラ)は220Hz、A5(1つ上のラ)は880Hzとなっていて、1オクターブ上がると周波数が2倍になるという関係。
(4)音声周波数を目で見る
◆実際に映像・画像を見ながら解説
(サウンドスペクトラムの例 分析に使用した音声はすぺくたくらの生声)
音声の周波数帯ごとの成分に分解したものをスペクトラムという(スペクトルとも)。
音声のスペクトラムを目に見えるグラフにしたものをサウンドスペクトログラムという。
人の声に限らず、我々が普段耳にする音というものは、いろいろな周波数成分を含んでいる。
(5)基本周波数
サウンドスペクトログラムを見ると分かる通り、音の大きい周波数帯がいくつも見て取れるが、250Hz,500Hz,750Hz,1000Hz・・・というように2倍3倍4倍という関係になっている。
その中で一番低い周波数帯の部分が基本周波数。
この基本周波数を解析すると!?→次回へ。
(6)ちなみに人の声の基本周波数はどれくらい?
低い方は100Hzより少し低いくらい。ソプラノ歌手で1000Hzより上の音が出せるよ。
日常会話は100Hz〜300Hzくらいでしょうかね。